「ロイヤルロンドン360°(RL360°)は違法ではないのか?」
「海外投資を聞いたけど詐欺じゃないのか?」
この記事を読んでいる方はこんな悩みを持っていると思います。
確かにロイヤルロンドン360°(RL360°)をはじめとしたオフショア投資は日本での知名度は低く、初めて聞くと怪しいと感じても無理はありません。
しかし、オフショア投資に違法性はなく、正しい情報を持っていけば将来、資産価値として何千万円もの差が出てきます。
今回はRL360°が詐欺と勘違いされる理由とRL360°を始めると損をする人について解説していきます。
目次
ロイヤルロンドン360°(RL360°)とは

RL360°はマン島に本社を置き、ドバイ、香港、レバノン、マレーシア、南アフリカに拠点を持つ世界的な保険会社になります。まずは会社概要から解説をします。
名称 | ロイヤルロンドン360°(RL360°) |
設立 | 2009年 |
住所 | International House, Cooil Road, Douglas,Isle of Man, IM2 2SP, British Isles. |
拠点 | マン島(本社)、ドバイ、香港、レバノン、マレーシア、南アフリカ |
ライセンス | マン島金融サービス機構より認可 |
格付け | Fitch Rating AA, A.M.Best A+, MOODY’S Aa3, STANDARD&POOR’S AA- |
その他 | 国際生命保険協会 AILOに加入 |
人気の高い商品 | Regular Saving Plan(RSP) Oracle |

多くの世界的な評価機関から評価を得ているんですね!
ロイヤルロンドングループとロイヤルロンドン360°
よく、ロイヤルロンドン360°(RL360°)はロイヤルロンドングループと混同されますが、現在ロイヤルロンドン360°(RL360°)の親会社はロイヤルロンドングループではありません。
ロイヤルロンドン360°は2013年にロイヤルロンドングループから独立し、現在の親会社はインターナショナルファイナンシャルグループになっています。
よく勘違いをされている紹介者の方やお客様も多くいらっしゃいますので、注意をしてください。
主な商品①Regular Saving Plan(RSP)
オフショア投資のRL360°の中でも特に人気商品なのが、Regular Saving Plan(RSP)になります。RSPは世界中の人が加入している、積立投資の王道商品になります。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
主な商品②Oracle (オラクル)
Oracleは一括投資商品になります。RSPが人気商品であまり注目されない商品です。
歴史が深く、信頼性が世界的にも高い会社に投資をしたい方におすすめの投資になります。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
ロイヤルロンドン360°(RL360°)は違法なのか

結論からいうとロイヤルロンドン360°(RL360°)に違法性はありません。
海外の金融のライセンスを取得しており、信頼できる会社です。
日本の保険会社と比較すると、世界的な信頼はRL360°の方が高い評価を得ています。
法律面からみても、個人が海外に向けて投資することに問題はありません。これは金融庁でも許可されています。
しかし、RL360°は金融庁の許可を得ていません。
しかしこの許可はあくまで、会社が営業やCMを売ってはいけないというためのものであり、個人が海外へ投資を行なってはいけないというわけではありません。
個人が会社に直接申し込むことに関しては、金融庁も認めています。
以下に、外国証券業者へ登録をする際の条文を引用します。
外国証券業者が、証券取引行為についての勧誘(これに類するものとして総理府令・大蔵省令で定める行為を含む。)をすることなく、国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として証券取引法第二条第八項第一号から第三号までに掲げる行為のうち総理府令・大蔵省令で定めるものを行う場合(前号に該当する場合を除く。)
金融庁 外国証券業者に関する法律 第2条
結論:ロイヤルロンドン360°(RL360°)への投資は法的にも問題ない
結論として、RL360°で投資を始めることに違法性はなく、法律面でも問題ありません。
RL360°の所在地である、マン諸島にはAIAやアクサなど世界屈指の19の保険会社が登記しています。
マン島は自治権を持ったイギリスの王室属領の位置付けになっており、1991年にこの法律が施行されてから19社のうち一社も倒産したことがありません。
マン島政府自身も、財務体質やコンプライアンスを厳しく審査し、倒産しそうな会社にはマン島での登記は認めていません。
RL360°は、その19社のうちのひとつであり、多くの外部評価も得ている会社になります。RL360が違法な会社であれば、上記のような格付けは得られません。
そのため、RL360°を始める方は安心して運用を開始することができます。
ロイヤルロンドン360°(RL360°)が詐欺と勘違いされる主な原因

RL360°が詐欺と勘違いされる原因を解説していきます。
- 紹介者の説明と実際が食い違っている
- ネットワークビジネスに利用されている
- 契約後のフォローが不十分
紹介者の説明と実際が食い違っている
詐欺と勘違いされる原因の一つ目は、紹介者から受けた説明と実際の内容が食い違っている事例です。
「2年間だけ支払いをすれば、その後は支払わなくても資産が増える」
「少ない金額からでも始められる」
「非課税地域だから税金は払わなくていい」
など、誤った情報を伝えられ契約してしまい、後々聞いていた話と違うと言った事例が多くあります。
RL360°の商品設計は、最低の積立額によってボーナスの付与などが関係してくるため、積立額などには注意が必要です。
また、積立商品は長期の積立を前提としているため、2年間の支払いのみで運用すると、長期的に見ると全く増えず時間を無駄にしてしまいます。
紹介者であるイントロデューサーは契約に応じてRL360°から紹介料がもらえるため、強引な契約をする悪質な紹介者も一定数いるのも事実です。
ビジネス上このような紹介料を受け取ることは問題ないのですが、自分の利益最優先に考えてしまう紹介者は一定数存在しています。
契約者のニーズを無視して、契約を取ろうとする紹介者からRL360°に投資を行うことは避けましょう。
ネットワークビジネスに利用されている
オフショア投資はネットワークビジネスの商材として扱われている場合があります。
ネットワークビジネスとして広めている場合、紹介者に十分な知識がない場合が多く、長期間のサポートが望めない場合がほとんどです。
オフショア投資の場合イントロデューサーという登録をする際に一定の資格を保有していなければいけませんが、ネットワークビジネスでは資格がなくても紹介ができてしまうため、サポートが疎かになったり、連絡が取れなくなるリスクが高くなります。
また、会社自体に問題がなくても、ポンジスキームのように勝手にシステムを変更されている可能性もあるので、注意が必要です。
オフショア投資を始めるのであれば、サポート体制が整っており、知識も十分にある紹介者から入ることをおすすめします。
契約後のフォローが不十分
オフショア投資はあくまで10年、20年と長期的な投資を前提としている商品です。
しかし、紹介者の中には契約後フォローを全く行わない人や、連絡が取れなくなってしまう場合があります。
紹介者と連絡が取れなくなってしまった場合には、IFAに直接連絡を取らなければなりません。そうなると契約者の負担が多くなります。
このような悪質な紹介者が多くいることも事実なので、実際に契約をする際には、自分の紹介者と途中で連絡が取れなくなってしまった場合の体制についても確認しておくことをお勧めします。
特に、
・紹介者の知識は充分か
・リスクに関して、明確に返答できるか
・申し込み後のフォローまで行ってくれるか
を確認してきましょう。
ロイヤルロンドン360°(RL360°)で損をする人の特徴

次に、RL360°を契約することで損をする人の特徴を解説していきます。
- 資金を途中で引き出したいかた
- 十分な積立金額を拠出できない場合
- 投資のリスクを把握していない
資金を途中で引き出したいかた
長い期間積立金が引き下ろせないことに不安を感じている方はRL360°の契約を避けましょう。
基本的にRL360°の商品に限らず、積立投資は長期間の継続を前提としている為、中途半端に入ってしまうと結果的には損をします。
実際に始める際にも20年という長い期間の積立投資になるので、急に資金が必要になった際に積立を止めなければいけないといったリスクもあります。
そのため、始める際は余裕のある金額から始めましょう。
十分な積立金額を拠出できない場合
RL360°の積立商品は、拠出金額によって会社からのボーナスの有無が決まります。
初期口座ボーナスは最低でも42,000円以上の積立が必要になります。ボーナスに下限が設けられているので注意が必要です。
RL360°の積立商品は高額の積立をしないと受けられないボーナスもあるため、プランの確認をしましょう。
投資のリスクを把握していない
投資をするリスクとリターンに関して理解をしていない人も同様に契約を避けることをお勧めします。
- 信用リスク
投資した会社が将来も存続している場合もあれば、破たんする場合もある。 - 価格変動リスク
外国の通貨で取引される外貨建ての金融商品は外国為替レート〔日本の通貨(円)とほかの国の通貨との交換割合〕の変動により、換金・満期の際、円での手取り額が購入(預入)したときの金額を上回る場合も下回る場合がある。
購入した時より円高の場合は円での手取り額が減る。円安の場合は逆になる。 - カントリーリスク
海外で運用する場合に、国ごとの治安などの国の情勢に左右されるリスク。
格付会社の評価を参考にする。
- 投資リスクを取った上での収益の事。
投資をするならば、リスクを理解した上で始めることをおすすめします。
リスクを踏まえた上で、リスクを適切に避けながら投資をしていくことが重要です。

リターンだけでなくリスクも適切に把握しましょう!
ロイヤルロンドン360°(RL360°)の総評・まとめ
RL360°が詐欺と勘違いされる原因、RL360°の契約を避けるべき人について解説をしました。
まとめると、
- 紹介者の説明と実際が食い違っている
- ネットワークビジネスに利用されている
- 契約後のフォローが不十分
であり、
- 資金を途中で引き出したいかた
- 十分な積立金額を拠出できない場合
- 投資のリスクを把握していない
になります。
ロイヤルロンドン360°(RL360°)は世界的にみても安全性・信頼性の高い会社であり、資産運用をするには適した会社であると言えます。
今現在、検討をしている方はこの記事で確認をしていただき、疑問点を解決した上で始めていただければ幸いです。

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