Dominion(ドミニオン)を聞いたが、紹介者が重要だと聞いた
Dominion(ドミニオン)の仕組みを知りたい
Dominion(ドミニオン)の商品概要について知りたい
この記事を読んでいる方はこんな悩みを持っていると思います。
今回はDominion(ドミニオン)の仕組みと紹介者の見極め方に関して解説します。
Dominion Capital Strategies 公式サイトへ
目次
Dominion Capital Strategies(ドミニオン)とは?

ドミニオンはガーンジー島に籍を置く投資信託会社になります。
ガーンジー島は、英国王室属領であり、S&Pの格付けでAA −の評価を得ています。
日本の金融庁の位置付けである「ガーンジー島金融サービス委員会」がDominion(ドミニオン)に金融機関としての許可を出しています。
Dominion Capital Strategiesは、世界4大会計事務所であるPWC(Price waterhouse Coopers)が監査を担当しており、経営面でも安心できる会社になります。
また、カストディアン銀行には世界最大のBNY MELLONを使用しており、資産保護の面でも、会社の経営面でも信頼性の高い会社になります。
Dominion Capital Strategies 公式サイトへ
会社概要 | Dominion Capital Strategies |
会社住所 | Kingsway House, Havilland Street, St Peter Port, Guernsey, GY1 2QE |
設立 | 2004年 |
拠点 | ガーンジー島 イギリス(ロンドン) |
ライセンス | ガーンジー島金融サービス委員会 |
人気の高い商品 | MSS(マイ・セービング・ストラテジー) MIS(マイ・インベスメント・ストラテジー) ※オプションでPIP(プロテクテッド・インベストメント・ポートフォリオ) |

世界の4大会計事務所が監査をしているなら安心ですね!
主な商品①My Saving Strategies(MSS)
My Saving Strategiesは全世界への投資が可能な積立型の商品になります。
PIPオプションなどの保護をつけることで、資産価値に80%の保護値をつけることができる商品になります。
MSSの商品には運用の種類が
- 自分でファンドを選択しての運用
- ABCファンド
- PIPオプション
の3つから選択をすることができます。この種類に関しては後ほどご説明いたします。
最近では、全世界への投資と80%のアカウント保護値もあり、日本人でも人気のある商品になってきています。
また、拠出期間は20年までになりますが、運用期間に制限がないため、長期の運用も可能な商品になります。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
ABCファンド
ABCファンドとは、積立投資をする際に運用期間に分けて、3つのスタイルで投資をしてくれるものになります。
- A:Aggressive(積極的)
- B:Balance(バランス)
- C:Cautious(慎重)
この3つのファンドを期間ごとに分けて運用をする商品になります。
具体的には、
- Aggressive:グローバル株式への配分が多い。
- Balance:グローバル株式とファンドを織り交ぜた配分。
- Cautious:グローバル債権への配分が多い
といった構成になっています。
「自分でファンドを選ぶより、プロに任せたい。」という方におすすめのファンドになります。
PIPオプション
PIPオプションとは、
「成長資産」と「安全資産」をアルゴリズムによって毎日リバランスをとる運用手法。
ファンド価格の80%をハイウォーターマーク方式でロックインするオプション
です。このオプションは、「積立型」と「一括型」のどちらにも付随が可能になります。
注意点としては、通常の手数料に加え、年間1%の運用手数料がかかります。
ドミニオンで運用を選択する場合は、自由に組み合わせが可能ですが、PIPオプションではプロが成長資産の6つのファンドから自動的に運用してくれます。
成長資産
- DGTラグジュアリー ファンド
- DGTマネージド ファンド
- DGT eコマース ファンド
- DCS持続可能な成長 ファンド
- DCS世界株式 ファンド
- DCSニューテクノロジー ファンド
安全資産
- DCSキャッシュファンド
株式市場が上昇傾向であれば、この6つのファンドで運用をし、株式市場が下落傾向の場合はキャッシュファンドの比率を増やし調整をしてくれるオプションになります。
このオプションを作っているのが、FNZという企業になります。
PIPの最大の特徴はアカウント価値の80%を保護してくれる、80%プロテクションになります。
もし、アカウント価値の80%を下回った場合には、FNZが契約しているS&PでAランク以上の銀行が、カストディアン銀行に現金で振り込んでくれます。
また、80%を下回った場合には以下の4つの選択肢があります。
- 市場が不安定なときは現金で待機
- PIPストラテジーへ再エントリー
- 他のドミニオンファンドへの切り替え
- 償還
この4つの中から選択することになります。
年間1%の追加手数料がかかりますが、下落を保護してくれる面も考えると非常に優秀なオプションになります。

つまり、高い運用益を出しながらかつ、80%の保護をしてくれるオプションなんですね!
②My Investment Strategy(MIS)
ドミニオンの一括投資では積立投資と同様にPIPでのアカウント評価額の80%保護のオプションをつけることが可能です。
加えてオフショアの中でも少額から一括投資を始められるため、取り組みやすい一括投資商品になっています。
また、運用期間も長期での運用が可能になるため、優秀な商品になります。
詳しくはこちらの記事を参照してください。

一括商品にもPIPがつけられるのは嬉しいですね!
日本に代理店は存在しない?

Dominion (ドミニオン)を含め、オフショア投資会社は金融庁の許可を得ていません。
しかし、結論からいうとDominion(ドミニオン)に違法性はありません。海外の金融のライセンスを取得しており、信頼できる会社であり、日本の保険会社と比較しても遜色(そんしょく)ない会社になります。
法律面からみても、個人が海外に向けて投資をすることに問題はありません。これは金融庁でも許可されています。
以下に、外国証券業者へ登録をする際の条文を引用します。
外国証券業者が、証券取引行為についての勧誘(これに類するものとして総理府令・大蔵省令で定める行為を含む。)をすることなく、国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として証券取引法第二条第八項第一号から第三号までに掲げる行為のうち総理府令・大蔵省令で定めるものを行う場合(前号に該当する場合を除く。)
金融庁 外国証券業者に関する法律 第2条
金融庁の許可を得ていないため、原則日本に正規の代理店を置くことはできません。
そのため、Dominion(ドミニオン)を含め、「オフショア投資会社の正規代理店」を名乗る人は違法行為をしていることになります。
しかし、ネットで検索すると、「IFA」のような言葉が出てくると思います。
「IFA」に関しても解説をしておきます。
IFAとは?
IFAとは、保険代理店の役割をするものになります。
日本人オフショア投資を始める場合は、必ずIFAから契約をする必要があります。
多くの記事で「IFAがオフショア投資をする際の運用益に関係してくる」と解説していますが、必ずしもそういったわけでなく、運用益に関しては、
- オフショア投資会社の推奨しているポートフォリオ
- IFAの推奨しているポートフォリオ
- 紹介者が推奨しているポートフォリオ
の中から、みなさんがどのポートフォリを選択しているかによって変化します。
つまり、IFAとはお客さまのサポートをするのが中心的な業務になります。
そのため、紹介者がどのポートフォリを選択しているのか把握しているのかも確認しておきましょう。

IFAが必ず運用益に直結するわけではないんですね!
まとめると、
・IFAは保険代理店であり、お客様のサポートをメインにしている
・運用益に関しては以下の3パターンのどれを紹介者が選択しているかによる
- オフショア投資会社の推奨しているポートフォリオ
- IFAの推奨しているポートフォリオ
- イントロデューサー(紹介者)が推奨しているポートフォリオ
紹介者を見極めるポイント
紹介者を見極めるポイントについて解説していきます。
- 紹介者の知識は十分か
- リスクに関して説明しているか?
- 契約後のファローはしてくれるのか?
この3つの点に関して解説していきます。
紹介者の知識は十分か?
一番重要になってくるのが、紹介者の知識があるのかという部分になります。
商品にもよりますが、どんな紹介者から契約をするかによって、オフショア投資の運用益は大きく変わってきます。
また、オフショア投資自体複雑な構造であり、会社ごとに特徴も異なってきます。特に今の日本ではDominio(ドミニオン)社のみに限らず、複数の会社を扱っている紹介者は少ないです。(複数扱えますといって、実は一社し扱えない。なんてことがザラにあります。)
これでは、せっかくオフショア投資で高い利回りを求めているのに、損をしてしまうといったことにもなりかねません。
そのため、イントロデューサーのオフショアに関しての知識は十分にあるのかという部分に関しては確認しておく必要があります。
以下に、最低限確認しておくべき項目をまとめます。
- 会社に関しての知識は十分にあるか?
- Dominion(ドミニオン)社以外の会社についても取り扱いは可能か?
- Dominion(ドミニオン)社のみでなく、そのほかの会社に関しても十分な知識を持っているか?
- しっかりと自分に合った積立期間や金額を設定してくれているか?
- 契約後のフォロー体制は整っているか?
- 投資に関しての知識も有しているか?(ファンドや投資信託の仕組みに関して)
- どこで運用されるのか把握しているか?(どの推奨ポートフォリオなのか?)
- リスクについても説明しているか?
- 出口戦略までしっかり考えてくれているか?

この項目を紹介者に聞けばいいんですね!
リスクに関して説明しているか?
オフショア投資を始める際に、メリットだけでなくリスクに関しても知っておく必要があります。
・160%の元本確保があるから絶対大丈夫。
・できるだけ、多く積立をしておけばもっと増えていく。
などの甘い言葉だけをいう紹介者には注意が必要です。
例えば、Dominion(ドミニオン)に限らず、オフショア投資にもデメリットは存在します。
Dominion(ドミニオン)の商品は流動性も高い商品ですが、「減額はしない」など基本的なデメリットや「為替リスク」も存在します。
このようなリスクまでしっかりと説明してくれているのかといったところまで確認しておきましょう。

リスクも説明してくれる紹介者がいいですね!
契約後のフォロー体制は整っているか?
気にしなければいけないのが、契約後のフォロー体制です。
・契約後に紹介者と連絡が取れなくなってしまった
・ファンドを変更したいのに対応してもらえない
といった声も聞かれているのも事実になります。
特に紹介者と連絡が取れなくなると自分ではどうしたらいいかわからない。といった方も多くいらっしゃいます。
「契約後もフォロー体制は整っているのか」、「もし紹介者と連絡が取れなくなった場合にはどうしたらいいのか?」といった部分に関しては確認しておくようにしましょう。
もし、紹介者と連絡が取れないといった場合に関しては、当サイトの運営までお気軽にお問合せください。
まとめ
Dominion(ドミニオン)の仕組みと紹介者について解説をしました。
オフショア投資の場合は、日本に代理店は存在せず、
・IFAは保険代理店であり、お客様のサポートをメインにしている
・運用益に関しては以下の3パターンのどれを紹介者が選択しているかによる。
- オフショア投資会社の推奨しているポートフォリオ
- IFAの推奨しているポートフォリオ
- イントロデューサー(紹介者)が推奨しているポートフォリオ
といった仕組みになっています。
イントロデューサーの見極め方として、
- 紹介者の知識は十分か
- リスクに関して説明しているか?
- 契約後のファローはしてくれるのか?
を確認し、最低限確認することは以下の項目なります。
- 会社に関しての知識は十分にあるか?
- Dominion(ドミニオン)社以外の会社についても取り扱いは可能か?
- Dominion(ドミニオン)社のみでなく、そのほかの会社に関しても十分な知識を持っているか?
- しっかりと自分に合った積立期間や金額を設定してくれているか?
- 契約後のフォロー体制は整っているか?
- 投資に関しての知識も有しているか?(ファンドや投資信託の仕組みに関して)
- どこで運用されるのか把握しているか?(どの推奨ポートフォリオなのか?)
- リスクについても説明しているか?
- 出口戦略までしっかり考えてくれているか?
Dominion(ドミニオン)は世界的にみても安全性の高い会社であり、資産運用を行う際には適した会社であると言えます。
今現在、検討をしている方はこの記事で確認をしていただき、疑問点を解決した上で始めていただければ幸いです。

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