「オフショアについての話を聞いたけど、怪しい」
「オフショア投資を聞いて、いい話だと思ったけれど、騙されているか心配」
こんな悩みを持っていると思います。
たしかにオフショア投資は、日本では知名度も低く、初見では怪しいと感じてしまうのも無理はありません。
しかし、オフショア投資に違法性はなく、正しい情報を取っていけば将来、資産価値として数千万円もの差が出てきます。
今回はオフショア投資が詐欺などと言われている理由や実態を解説しながら、安全に始める方法までを解説していきます。
目次
オフショア投資は詐欺?違法性は?

オフショア投資は詐欺なのか?違法なのか?
結論からいうとオフショア投資自体に違法性はありません。
なぜ勘違いしてしまうかというと、オフショア投資会社は、日本の金融庁登録をしていないことが挙げられるからです。
オフショア投資会社は金融庁に登録を取っていない
オフショア投資会社が日本の金融庁登録をしていない理由について解説していきます。
オフショア投資会社が日本の金融庁に登録をしていない理由
日本の保険会社は高くても2%前後の運用成績がほとんどです。運用利回りが高い商品でも、生命保険が一緒にセットになっているなど、単純な運用を行える会社はほとんどありません。
投資信託会社はありますが、こちらも運用益でいえばオフショア投資に比べて低いのが現実です。
日本の保険会社は国債(国の借金)を大量に購入しており、国も国内の会社を守りたいため、オフショア投資会社のように高い利回りを出せる会社をそのまま入れるわけには行きません。
そのため、オフショア投資会社が日本の金融庁登録をとると、高い利回りを提供できなくなり、会社としても販売するメリットは少なくなるため、登録をおこなっていないのが現状です。

どちらかというと国の都合によるところが大きいんですね!
詳しい現状に関しては、本にも書いてあるのでこちらの記事を参照してください。
この金融庁登録がなく海外へ投資を行う形態のため、日本では怪しいと言ったイメージがついています。
しかし、個人が海外へ投資をすることは金融庁が許可を出しておりますし、オフショア地域の投資会社も世界的な評価を得ている会社が多くありますでの、怪しいというイメージだけで判断をすると、損をしてしまいます。
金融庁の法律では金融庁登録のない海外の会社でも営業を行うことはできないが、日本人が申し込みをした場合にかぎり契約を行うことの許可を出しています。
下記がその許可の抜粋です。
外国証券業者が、証券取引行為についての勧誘(これに類するものとして総理府令・大蔵省令で定める行為を含む。)をすることなく、国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として証券取引法第二条第八項第一号から第三号までに掲げる行為のうち総理府令・大蔵省令で定めるものを行う場合(前号に該当する場合を除く。)
出典:金融庁 外国証券業者に関する法律 第2条

要するに、海外の会社に自分から申し込む場合は問題ないということです!
【結論】オフショア投資を行うことは違法性ではない
オフショア投資を行うことに違法性はなく、誰でも挑戦をすることが可能な投資です。
また、少額から始めることができ、日本に比べて年間利率も高いため、高い収益性と安全性を得ることができます。

投資を行うことに違法性がないなら安心できますね!
なぜオフショア投資は詐欺と言われてしまったのか?3つの事例から原因を解説

なぜ、オフショア投資は詐欺といられているのか、事例を踏まえて原因を解説していきます。
- 利回りが高いと言われて契約したが、連絡が取れなくなってしまった
- 紹介者がネットワークビジネスとして広めていた
- 最初の2年だけ投資をすればいいと言われ、信じてしまった
事例①利回りが高いと言われて契約したが、連絡が取れなくなってしまった
実際によくある事例の一つが、契約をしたが紹介者と連絡が取れなくなってしまったというものです。
オフショア投資を始めてしばらくしてから紹介者と連絡が取れなくなり、どうしたらいいかわからなくなるということがあります。
対策
このような事態にならないためにまず、紹介者がいなくなってしまった場合にIFA側がどのようなサポートをしているのかを確認しておきましょう。
また、実際にこのような事態になってしまった場合には、IFAに連絡を行い契約の変更ができるかを確認しておきましょう。
もし、ご自身で対応ができない場合は当サイトに連絡をいただければ今後の対策についてご相談に乗ることも可能です。

連絡が取れなくなった場合に他にどこに連絡をすればいいのか確認しておきましょう!
事例②紹介者がネットワークビジネスとして広めていた
オフショア投資はネットワークビジネスの商材として扱われている場合があります。
ネットワークビジネスとして広めている場合、紹介者に十分な知識がなく、長期間のサポートが望めないが事がほとんどです。
ネットワークビジネスの商材として扱われている会社例
インベスターズトラスト・RL360°
対策
ネットワークビジネスの商材としてオフショア投資を紹介された場合は、オフショア投資の会社が問題ない場合でも、契約してはいけません。
オフショア投資の場合、イントロデューサーという登録を行う際に一定の資格を保有していなければいけませんが、ネットワークビジネスでは資格がなくても紹介ができてしまうため、サポートが疎かになったり、連絡が取れなくなるリスクが高いです。
また、会社自体に問題がなくても、ポンジスキームのように勝手にシステムを変更されている可能性もあるので、注意が必要です。
そのため、オフショア投資を始めるのであれば、サポート体制が整っており、知識も十分にある紹介者から入ることをおすすめします。

ポンジスキームは初心者がよく騙される投資詐欺なので注意しましょう!
事例③最初の2年だけ投資をすればいいと言われ、信じてしまった
最後によくある事例が、最初の2年だけ投資をすればいいと言われて2年後に投資をやめてしまった場合です。
オフショア投資は一括投資を除き、基本的には長期的な継続を前提とした商品になっています。
そのため、途中で積立投資をやめてしまうと損をする可能性が高いです。いくら利回りが高くても、手数料がかかると損をします。
最初の2年だけ投資すればいいと言う紹介者にあった場合には、報酬目的のため、契約しないことをおすすめします。
対策
このような紹介者にあった場合は、契約しないことをおすすめします。
根拠のない内容を伝えてくる紹介者は報酬目的のため、皆さんが契約をした後のサポートを十分に受けられない可能性が高いです。
契約をした場合はリスクも含めて説明をしてくれる紹介者から契約をするようにしましょう。

このようなこと言われた場合は必ず皆さんの為にはならないので注意しましょう!
オフショア投資を安全に始める為の5STEP

オフショア投資を安全に始める為の5STEPについて解説していきます。
まずは、オフショア地域について調べることをおすすめします。
オフショア地域とはどんな地域で、投資をする上で何がメリットとして挙げられるのかを理解しましょう。また、デメリットとも同時に把握しておく必要があります。
次に一括拠出型の投資を行うのか、積立型の投資を行うのかを決めましょう。
これは単純にご自身の資金力によりますので、無理のない範囲で決定をしましょう。
資金のない方は積立型投資がおすすめになります。
オフショア投資を知るきっかけはほとんどの方が紹介です。
そのため、オフショア投資会社を一社しか知らない方も多く、オフショア地域の中で比べた際にどの会社が自分にとって最善の会社になるのかも調べておきましょう。
会社の商品により、メリットとデメリットは異なるため注意が必要です。
これは、一括投資型であればいくら投資するのか、積立投資型であれば月々いくら投資をするのかを決めます。
特に積立投資に関しては長期間の投資になるため、無理のない範囲での投資を行うことが必須です。ご自身の収入と支出のバランスを考えて投資をするようにしましょう。
日本でオフショア投資を行う場合は、イントロドューサーと呼ばれる紹介者から加入をすることが一般的になっています。
しかし、イントロデューサーの中にも知識が乏しかったり、出口戦略を考えていない方もいるので、自分の紹介者が詳しい知識を持っているのか、確認することをおすすめします。
特に今回取り上げたような事例はよくあるものなので、自分も該当していないかを注意しましょう。
お困りの方や、オフショア投資をご検討の方は、当サイトからもサポートすることが可能ですので、ご連絡ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はオフショア投資が詐欺と言われる原因について解説をしてきました。
よくある事例としては、
- 利回りが高いと言われて契約したが、連絡が取れなくなってしまった
- 紹介者がネットワークビジネスとして広めていた
- 最初の2年だけ投資をすればいいと言われ、信じてしまった
オフショア投資を始める手順は、
- オフショア地域について調べる
- 積立型の投資か一括型の投資を行うのかを決める
- 会社について調べる
- 投資額を決める
- 紹介者から契約を行う
今現在、検討をしている方は本記事で確認をしていただき、疑問点を解決した上で始めていただければと思います。
当サイト運営側も代理店として許可を得ているので、お気軽にご相談ください。

皆さんの悩みや、疑問点が少しでも解決できていれば幸いです。