「実際にオフショアを始めてみたい」
「オフショアを始める前に違法性はないのか知りたい」
このように思っている方向けにオフショア投資を始める前に理解しておくべきことと、始め方について解説します。
実際に始めようと思っている人は、この記事を読めばオフショア投資を安心して始められ、現在の悩みを解決する事ができます。
目次
オフショア投資とは

オフショア投資とは日本の金融機関から購入するわけではなく、オフショア地域に所属する金融機関(通称IFAや信託会社)を経由し海外の金融商品を直接購入する方法です。
海外の金融機関から金融商品を直接購入する為、海外オフショア投資の手数料は下がり、結果として利回りが高くなります。

要するに税率が低く、運用益を出しやすい地域なんですね
オフショア投資を始める前に理解しておくこと

- 外為法と金商法
- 投資信託と個別株投資
- 外貨の保有の必要性
- 日本の積立商品の違い
初心者がオフショア投資を始める際は事前に以下のことを確認しておく必要があります。日本でオフショア投資を始めるには紹介者から契約をする事が一般的です。
しかし、知識のないまま契約をすると、結果として損をする可能性があります。
①外為法と金商法
オフショア投資を始める際に理解しておくべきことが外為法と金商法になります。
まず、結論から書いていきます。
オフショア投資会社は金商法の登録がされていません。その為、営業や勧誘をすることを禁止されています。
しかし、1998年の外為法の改正で個人が海外へ投資を行うことは認められています。
また、外国証券業者に関する法律では、自分から海外の証券会社に申し込みを行った場合は、取引を行えるとあります。
つまり、会社として営業をすることはできませんが、自分で調べて申し込みをする分には、問題がないということです。
以下にそれぞれの法律を引用します。
<金融商品取引法 第1条>
この法律は、企業内容等の開示の制度を整備するとともに、金融商品取引業を行う者に関し必要な事項を定め、金融商品取引所の適切な運営を確保すること等により、有価証券の発行及び金融商品等の取引等を公正にし、有価証券の流通を円滑にするほか、資本市場の機能の十全な発揮による金融商品等の公正な価格形成等を図り、もつて国民経済の健全な発展及び投資者の保護に資することを目的とする。
引用:金融商品取引法 第1条
金商法では、金商法登録をしている業者以外の営業をすることができません。
X-1-1 外国証券業者に関する法令の基本的考え方
他方、国内に拠点を有しない無登録の外国証券業者であっても、有価証券関連業に係る行為についての勧誘をすることなく、あるいは金融商品取引業者(第一種金融商品取引業に限る。)による代理又は媒介により、国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として有価証券関連業に係る行為を行うことについては許容されている。
引用:金融庁
しかし、外国証券業者に関する法令の基本的な考え方で、金融庁に登録のない外国証券会社でも、国内にある者の注文を受けて外国から有価証券関連業に係る行為を行うことは許容されています。
簡潔に言えば、国内から営業することなく申し込みがあれば契約を行えるということです。

金融庁登録のない業者が勧誘することはダメですが、自分で申し込む分には問題ないんですね!
②投資信託と個別株投資について
個別株投資と投資信託に関して解説をします。
初めて投資をする場合には投資信託をお勧めします。
個別株投資は、必要な知識が多く、常に市場に注意を向けていなければいけないので、働きながら投資をする人には負担が大きい投資法になります。
オフショア投資は投資信託での投資法となります。利回りは高く、優秀な金融商品も多くあります。

初心者は投資信託を選べば安心ですね!
③外貨の保有の必要性
日本人のほとんどの人が外貨を持つことなく、日本円で生活をしています。
例えば生活をしていてドルを使うことはないと思います。
しかし、今外貨で資産運用をすることが注目されています。
外貨で持つことで、日本よりも金利が高く運用をする事ができます。
日本はデフレ経済が続いており、インフレ(物価上昇)への危機感は薄くなっています。
しかし、今現在、景気は回復していませんが、コロナ禍により日本の物価は徐々に上昇しています。このまま不景気が続いていけば、日本円の価値は下落することになります。
日本円の価値が下落してから資産の一部を外貨に変えようとしても、高額なレートで外貨を購入しなければいけません。
その為、初めから資産の一部を外貨で保有しておく必要があります。
日本円の価値は下落すると記載していましたが、今現在(2022/9/6)はドル円が1ドル=141円と大幅に円安が進行しています。
実際に円安が進行することで、外貨での貯蓄をすることを迷っている方もいるでしょう。
しかし、今現在(2022/9/6)円安が進行することで、日本円の価値の下落を危惧して、外貨保有を考える方が多く増え、外貨預金は10倍まで増えています。
円安の今だからこそ、外貨保有の重要性が重視されています。
外貨を含め分散投資しておけば、日本円の価値が下がってもリスクの分散が行える為、大切な資産を守るための対策をする事ができます。

日本円以外を使わないので意識していませんでしたが、外貨を持つことは重要なんですね!
④日本の積立商品との違い
日本の積立商品は基本的に生命保険がセットになっています。
生命保険がセットになっており、将来の資金の運用をする際には大きなデメリットになります。
死亡保障がセットになっている場合、資産運用に回している金額と生命保険の費用としてとられている金額を分ける事ができます。
生命保険の費用としてとられている金額は通常、みなさんが加入している生命保険に比べても割高に設定されている事がほとんどです。
みなさんの積立額にもよりますが、日本の積立商品では、多くても2.0%をこえる利回りの商品はほとんどありません。
オフショア投資商品では、積立額がそのまま投資資金となり、平均的な利回りも7~8%と高く出ています。余計な部分に費用がとられることもなく、老後の資金を準備する事が可能になります。

日本の積立商品は運用とは別に保障でお金が取られてしまうんですね!
オフショア投資を始めるために必要なものとは

オフショア投資を始める上で必要なものを解説していきます。
日本からオフショア投資を始める際には、以下のものが必要になります。
- パスポート
- 運転免許証
- クレジットカード
- 給与振込の銀行口座キャッシュカード
- マイナンバーカード
必要なものとして、本人の身分を証明するパスポートや運転免許証と住所を証明する運転免許証やマイナンバーカードが必要になります。マイナンバーが必須となっていることに注意が必要です。
最近ではオンラインでの手続きが可能になった為、比較的手軽に契約をする事ができます。
パスポートがない場合は、運転免許証での身分証明をし、住所の証明は住民票(3ヶ月いないのもの)などを使用することがほとんどです。

パスポートがなくても、契約できるのは嬉しいですね!
オフショア投資の始め方・やり方4STEP

それでは、オフショア投資の始め方について解説をしていきます。
一つずつ解説していきます。
STEP1 積立型投資か一括型投資かを決める
次に一括拠出型の投資をするのか、積立型の投資をするのかを決めましょう。
これは単純にご自身の資金力によりますので、無理のない範囲で決定をしましょう。
オフショア地域での一括投資であれば、3〜4万ドルは必要になります。
資金に余力のない方は積立型投資がおすすめになります。
STEP2 適切な会社を選択する
オフショア投資を実際に始める場合には会社選びが重要になります。会社により商品の特徴が違う為、自分の投資スタイルに合った商品を選択しましょう。
特にこだわりがない方であれば、
積立型投資であれば、ドミニオン・インベスターズトラスト
一括型投資であれば、FTLifeから始めましょう。
STEP3 投資額を決める
これは、一括投資型であればいくら投資するのか、積立投資型であれば月々いくら投資をするのかを決めます。
特に積立投資に関しては長期間の投資になるため、無理のない範囲での投資を行うことが必須です。
ご自身の収入と支出のバランスを考えて投資をするようにしましょう。
STEP4 紹介者から契約を行う
日本でオフショア投資を行う場合は、イントロドューサーと呼ばれる紹介者から加入をすることが一般的になっています。
しかし、イントロデューサーの中にも知識が乏しかったり、出口戦略を考えていない方もいるので、自分の紹介者がしっかりと知識を持っているのかを確認することをおすすめします。

もし信用できる紹介者がいない場合は当サイトの運営も資格を持っているため、お気軽にご相談ください!
オフショア投資の始め方・やり方 まとめ

今回はオフショア投資を始める上で理解しておくべき事と、始め方について解説をしました。
まとめるとオフショア投資を始める前に理解しておくことは、
- 外為法と金商法
- 投資信託と個別株投資
- 外貨の保有の必要性
- 日本の積立商品の違い
オフショア投資を始める際に必要なものは、
- パスポート
- 運転免許証
- クレジットカード
- 給与振込の銀行口座キャッシュカード
- マイナンバーカード
になります。
オフショア投資を始めるステップとしては、
です。
今現在、検討をしている方は本記事で確認をしていただき、疑問点を解決した上で始めていただければと思います。
当サイト運営側も代理店として許可を得ているので、お気軽にご相談ください。

皆さんの悩みや、疑問点が少しでも解決できていれば幸いです。